アトピーの原因、症状、治療法などを教えます

2010年1月

ステロイド軟膏の使い方③

6d.jpgステロイド軟膏は短期間で使用することと、ステロイド軟膏の強さについて説明をしました。

今回はどのようにステロイド軟膏を使用するのかを具体的に説明したいと思います。

現在、どの強さのステロイド軟膏をどの程度の症状に対して使っているのかをしっかりとチェックしましょう。

正しい使い方は、かゆみが取れ、安眠できるほどの強さのステロイド軟膏を使用しているかということです。

塗ってもかゆくて眠られないのであれば、それはその軟膏の強さや塗る回数が不十分であるということです。また、そのような場合は抗ヒスタミン剤(アレルギー症状を抑える効用があります)などを就寝前に服用するといいでしょう。

またステロイド軟膏の吸収率についての理解を深めましょう。

肘の内側のステロイド軟膏の吸収率を1とすると、背中は1.5~2、首は5~6、顔は8~12、陰部は40ほど、手のひらは0.8ほど、足の裏は0.15ほどで、部位によって違ってくるのでしっかりと把握しておかなければなりません。

そしてそれを把握したうえで、ステロイド軟膏の強さ、回数に気を配ってステロイド軟膏を塗る必要があります。

ステロイド軟膏を徐々に止める方法①

7d.jpgステロイド軟膏は短期で使うものであることは何度も説明しました。

長期的な使用は副作用が懸念されますので。

今回はどのようにしてステロイド軟膏をやめていくかを解説したいと思います。


まず、ステロイドの入っていない白色ワセリンを購入しましょう。

薬局などで簡単に手に入ります。それを現在使っているステロイド軟膏にまぜて、徐々にステロイド軟膏の濃度を落としていき、最終的には白色ワセリンだけにしていくのです。

具体的には、最初は、10:0=ステロイド軟膏:白色ワセリンから初めて、徐々に7:3=ステロイド軟膏:白色ワセリン、5:5=ステロイド軟膏:白色ワセリンと、白色ワセリンの割合を徐々に増やし、最後は白色ワセリンだけにするという方法です。

ステロイド軟膏を徐々に止める方法②

8d.jpgステロイド軟膏から徐々に白色ワセリンの割合を増やしていきステロイドからの脱却を図るのですが、もともと症状が重く軟膏の強さもストロンゲスト(ステロイド軟膏で一番強いもの)を使用している人は、症状が良くなるにつれてステロイド軟膏自体を強いものから弱いものに代えていく方法もあります。


つまり症状が良くなるにつれて、軟膏自体をストロンゲスト → ベリーストロング → ストロングと下げていき、ストロング(※有名なステロイド軟膏としてリンデロンVなど)ほどになったときに、白色ワセリンで薄めていくのもいいでしょう。

若しくは、軟膏自体を、ミディアムの軟膏、さらにウィークの軟膏と弱くさせていく方法もあります。

そして、最終的には白色ワセリンさえ使わずになるようにしましょう。

白色ワセリンの単独使用も、ずっと使用していたら当然、皮膚にはよくないのですから。

アトピーで注意すべき食物:マーガリン

9d.jpgマーガリンはアトピーにとっては良くないといわれています。

常温では液体である大豆油やコーン油といったリノール酸を多く含む油を原料とし、さらにそれに水素を添加し、天然の油であるバターやラードのように常温でも固体を保つ飽和脂肪酸に変えたものがマーガリンです。

このマーガリンの合成された油はトランス型といって、自然には、ごくわずかしか存在しない油らしいです。

必須脂肪酸としての機能がないため、このトランス型の油は体内で消費され、かつその消費に大量にビタミン、ミネラルが使われてしまいます。

そして、アトピーの炎症を悪化させてしまうという弊害があります。

マーガリンのトランス型の油は、細胞膜をつくるための材料とはなりえず、かえって細胞膜を弱くし、有害物質の細胞内浸入を容易にしてしまうので、アトピーの炎症を悪化させてしまうのです。

マーガリンはアトピーにとって注意すべき食品といえるでしょう。


アトピーで注意すべき食物:コーヒー・チョコレート・ココア

10d.jpgコーヒー、チョコレート、ココアは多くの人が大好物な嗜好品ですが、アトピーの症状をもっている人は注意が必要です。

なぜならコーヒー・チョコレート・ココアは、マメ科植物には、アトピーのかゆみの原因となるヒスタミン(アレルギー反応を引き起こす原因物質)が多く含まれているからです。

特にチョコレートは、脂肪分と糖分を多く含んでいるので、注意が必要です。

さすがに絶対に食べるなというと逆にストレスがたまってしまいますので、半年に一回とか、しっかり決めて食べるいいのではないでしょうか。



アトピーで注意すべき食物:牛乳

11d.jpg牛乳には乳糖という成分が含まれています。

そしてこの乳糖を十分に消化できないとおなかをこわしてしまいます。

腸は情緒と深く関係しており、最大の免疫器官でもあります。


なので腸の働きを阻害することはアトピーにとっては好ましくありません。

また牛乳に含まれている乳脂肪はアレルギー症状を悪化させる原因になります。

以上より牛乳はアトピーにとって注意が必要な食品といえるでしょう。

アトピーで注意すべき食物:米

12d.jpg米もアトピーにとって注意である食物であることをご存知でしょうか。

米には多くのたんぱく質が含まれています。

現代人は米をしっかりと噛まないため、しっかりと消化されず、ポリペプチドの形で残ってしまいます。


米のタンパク質がアミノ酸までしっかりと分解されれば、本来なら便として排泄されますがポリペプチドの形で残ってしまうとこのポリペプチドを腸が吸収して血液にまざります。

そして血液にまざりこんだポリペプチドは身体にとっては不必要なものなので、肌からアトピーとしてでてくるのです。

ポリペプチドがアトピーの原因であることは覚えておきましょう。

このように米もアトピーにとっては注意が必要な食品なのです。

アトピーで注意すべき食物:卵

13d.jpg卵もアトピーにとって注意が必要な食物です

卵は黄身と白身に分かれているのですが、特に黄身よりも白身に注意が必要です。

卵の白身はタンパク質がメインとなっているからです。

タンパク質は火を通すと性質が変化し、アレルギーを起こす力が弱まります。

この観点からみると加熱すれば卵のタンパク質の構造が変わるので卵を食べても大丈夫なのではという疑問が当然湧いてくるでしょう。

しかし卵は例外なのです。

卵の白身の成分には、熱に強いオボムコイドが含まれているからです。

オボムコイドは、加熱しても変わらないタンパク質なのでオボムコイドに対してアレルギー反応がある人は卵を控えましょう。

アトピーと石鹸~石鹸選びのポイント

14d.jpgアトピーの方が石鹸を選ぶ際のポイントを説明します。

まず全成分表示を確認しましょう。

そこで「薬用」とかかれているものはなるべく選ばないようにする事が大切です。

なぜなら薬用石けんは医薬部外品なので、全成分表示を義務づけられていません。

だからこそ何が入っているかわからない薬用石けんは選ばないようにする必要があるのです。

また全成分表示で合成界面活性剤が入っていたら、その石けんは選ばないようにしましょう。

合成界面活性剤はアトピーにとって大敵です。

「石けん素地」とだけ書いてあるものがベターです。

また石けん素地とだけ書いてある場合でも、なるべくどの油から石鹸がつくられているかが分かったほうが更にいいです。

なぜなら油の種類によってアレルギー反応が出る場合もありますので。

アトピーと石鹸~石鹸の使い方のポイント

15d.jpg今回は石鹸の使用法について説明します。

アトピーの方はまず石鹸を購入したらパッチテストを行いましょう。

ちなみにパッチテストとは化粧品や薬剤、金属の試薬が体にアレルギー反応を起こさないかどうか調べるためのテストで、その薬品の一部を腕などの、比較的害が少なく、すぐに洗い流せる部分につけ、その反応を見るというものです。

そして異常がないかチェックしてから使用するようにしましょう。

では石鹸の具体的な使い方ですが、まずしっかりと泡立てましょう。そして泡で洗うようにしましょう。ごしごしこすってはいけません。最後にしっかりと流し石鹸の成分が皮膚にのこらないようする事が大切です。

また石鹸は使用中以外は雑菌が繁殖しないように乾燥した状態で保存するようにして下さい。


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